長女の2回目の手術は群馬大学病理部の病理判定後に決まります(2011年07月14日)
長女の2回目の手術は延期していただいたでは、延期の理由等を書きました。
その後、お二人のセカンドオピニオン(脳神経外科の先生)に意見を頂き、以下のような見解を頂いた。私なりにまとめた結果です。
−−ここから−−
提出:手術した脳神経外科提供のCDデータ
入院に関連した病理説明。手術に関連した病理説明
内容:以下のお話をしました
・6月6日入院 6月16日手術をしました
・手術前後の脳の状態(CDデータから)を見て頂きました
・確かに1回の手術では難しい場所ですね
大脳の部分の腫瘍は無くなっています
後は小脳の部分の腫瘍が残っているのが見てとれます
・悪性、良性のどちらにしても珍しい腫瘍です
悪性の判断は細胞を分析します→分裂の早さ、壊死があるか、形等、総合的に判断
壊死:早すぎると栄養が取れずに細胞が死ぬ
・血管の周りにこびりついている可能性
それは少ない→脳の広範囲に腫瘍ができており、脳の部位を押しやっているので
・脳幹の役目 生命維持、大脳・小脳への司令塔、脳神経(目の動き、顔、耳、飲み込み)機能をつかさどる
・耳がこもる理由:耳に空洞の箇所があり、そこに穴を開けるため、水が入ってこもって聞こえる
・手術を違う病院で行う→リスクが高い
→手術の見た目の直りは早いと思われる(1回目と一緒)が、障害が起きた時には地元が良いのでは?
・病理検査のセカンドオピニオンをつけると言うのもある
病理検査:群馬大学附属病院の病理部が有名
【悪性の場合】
・まず、手術で全てを取理、取り切れなかった部位はレーザー、抗がん剤など
再発や播種(はしゅ:転移)しないようにする
【良性の場合】
・少しは残っていても良いと判断することもある
・2回目の手術をして出来る限り取ると言う対処はする
−−ここまで−−
今回の手術を受けた病院の病理判定は世界でも12例しか報告が無い事例らしいんです。
で、群馬大学の病理判定も望んでいただいており、病理判定をするためには、長女の腫瘍を送って調査をして頂くこととなり、その結果を見て、手術日が決まります。
投稿者 masuda : 2011年07月14日 11:24
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