金沢木鶏クラブ2月定例会に参加 講話者は福光屋の川口俊雄先生(2010年02月20日)
毎月第三土曜日は、金沢木鶏クラブの昼食会と講話を伺う時間となっている。
代表世話人 鈴木由郎
事務局:吉本史宏
例会開催日:毎月第3土曜日12:00〜14:00
会場:金沢白鳥路ホテル
今日の講話者は、株式会社福光屋の川口俊雄常務取締役生産本部長であった。
演題は、「日本酒文化・歴史と発酵の力」であった。
面白く話を聞かせていただいた。
川口さんが福光屋に入社した当時は全国に3600社あった酒造メーカーが現在では1600社になっているとのこと。また、アルコール自体の消費も年々減ってきており、日本酒は特に減ってきているとのこと。昭和48年は980万石(1.8L換算で9億8千万本:石で計るところが面白い)が、平成19年度は370万石になっているとのこと。
石川県であったり、金沢市(県庁所在地としての判断)の1世帯あたりの清酒の消費量はダントツであることもびっくりであった。
・石川県年間成人1人当たりの消費量は平成20年度で全国で4位(1位:新潟県、2位:秋田県、3位:高知県、5位:山形県)であり、日本海側、それも雪国が多い。
・金沢市の1世帯あたりの清酒の年間購入数量(平成18年〜20年の平均)は、全国で3位(1位:新潟市、2位:秋田市、4位:福島市、5位:富山市)だそうだ。
それと最近はアメリカや韓国への輸出が増えてきているそう。アメリカは日本食の普及とともに増えてきているのに対し、韓国は純粋に美味しいから買うらしい。
日本酒の歴史、適正飲酒の10か条、適量飲酒、日本酒の持つ健康・美容効果も伺った。
とても楽しい2時間でした。
投稿者 masuda : 2010年02月20日 16:05
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