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J-SaaS全国キャラバンin金沢商工会議所に参加して(2009年03月18日)

J-SaaS全国キャラバンの金沢開催の金沢商工会議所でのセミナーに参加してきた。

スローガンは
〜中小企業向けITプロジェクトで経営力アップ〜

13:30〜基調講演　厳しい経営環境において経営者は何を考えるべきか
　　　　　株式会社フジマキ、ジャパン　代表取締役社長　藤巻健史氏
14:30〜J-SaaSについて
　　　　　J-SaaS普及指導員　株式会社コスモタウン　代表取締役社長　先織久恒氏
15:45〜パネルディスカッション
　　　　　モデレータ　佃均氏
　　　　　パネラー　先織久恒氏、桜井茂宏氏、田中明美氏の3人

藤巻氏のお話は経済を中心とした現状の分析を今後の予測を株を含めて話を頂いた。

先織氏はITコーディネータと活躍をされており、具体的でかつ参考になる話が聞けた。

私として、今回のJ-SaaSが上手くいくとは思えないのだ。
まず、1つ目に10分でJ-SaaSのことを紹介しているビデオ。これがJ-SaaSを使えばばら色の人生じゃないけれど経営がすっかり上手く行くみたいなことしか言わない・・・
誰かが言った（私じゃありませんよ）。これって○○○商法の宣伝ビデオみたいって・・・

でも、先織氏が、このビデオ上映の後、しっかりとフォローしてくださった。
−−ここから−−
例えば、ビデオの中で資金繰りの話が出てきて、日々の経理をパソコンを使わずともしっかりとやっていればわかる話で、SaaSを使うことで経理が簡単にできて資金繰りに戸惑うことが無くなるね。と社長と奥さんの間で話し合いがなされたうえでSaaSを導入したと言う経緯もあるでしょう。

このSaaSのシステムを使う前に業務を分析をし、問題点を解決するためにSaaSを使った方が効果が出れば使えば良い。もし、効果が出る目途がないのであればSaaSは使う必要はないと・・・
−−ここまで−−

私もそう思う。

ビデオでJ-SaaSのマイナス点も載せないとまずいと思う。SaaSのサービスを使えば全てが上手く行くってのは嘘です。

２つ目はサポートする人が少なすぎる。少なすぎると言うのは人がいれば良いと言うわけではなく、しっかりと個々の経営の相談にも乗った上でSaaSの何のソフトの導入がベストかの判断ができる人が皆無であろうと感じます。

３つ目は情報発信力がなさすぎる。例えば今回の金沢商工会議所の会場に300人を集める準備をしていたようであるが、集まったのは60人ぐらいか・・・　私の受付がたぶん48人目。もうちょっとしっかりと人を集めないと・・・

苦言を呈しました。

投稿者 masuda : 2009年03月18日 20:53

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