経済産業省の進めるJ-SaaSって何?(2009年03月10日)
私なりにJ-SaaSを理解したくていろいろと調べてみました。
キーワードは、J-SaaS。
Googleで「J-SaaS」で検索
2009年3月より J-SaaS 提供開始が、わかりやすく書かれているようです。
J−SaaS普及研修会の開催を希望される方へでは、実際の開催申請ができるのと
経済産業省の「中小企業向けSaaS活用基盤整備事業」(資料)の趣旨、目的、内容等を十分ご理解下さい。の「資料」をクリックすることで19ページの概要を読むことができます。
−−以下、抜粋です(私の解釈ですので実際にお読みくださいね)−−
【中小企業向けSaaS活用基盤整備事業について】
平成20年12月経済産業省商務情報政策局情報処理振興課の発表
対象とする企業像:従業員20人以下のIT化が進んでいない中小企業
IT活用内容:利用ソフトによってIT格差が開いている
「電子メール」に関しては利用差は無くなっているが、「ホームページ活用」に関しては小規模になるほど持っていない。
他に「グループウエア」「給与計算」「財務会計」「販売管理」「人事管理」「生産管理・仕入在庫管理」「受注発注」「CRM/SFM※」「ERP」なども小規模になるほど使われていない。
※CRM(CustomerRelationManagement)とSFM(SalesForceManagement)
SaaS利用にあたっての月額料金想定の平均は5500円だそうだ。
各種ソフトを使うためには専門家のサポートも必要である。
登録されたデータはパソコン内に保存をするのではなくサーバー(インターネットを通じた先)に一元管理される。例えば、会社の経理をSaaSを利用することで国税の電子申告までができるようにしたいと考えているようです。
このJ-SaaSシステムには国が初期投資の支援をしているようで過大な利益を得るような料金設定はダメだと書いてあります。
このJ-SaaSシステムの紹介と初歩的なサポートは地域単位で構築するように指導がなされているようです。
−−ここまで−−
中小企業向けITプロジェクトで経営力アップ J-SaaS全国キャラバンでは2009年3月に全国10箇所にて説明会を開催をし、参加受付をしています。
ちなみに金沢は3月18日にあります。
J-SaaS インストラクター主催 ユーザー研修会 開催情報では民間主催のJ-SaaSセミナーが載っています。
ちなみにあん共育主催で3月23日は金沢にて、3月25日は神田にて開催します。
【インタビュー】SaaSビジネスの実行基盤は最終段階へ――富士通にはJ-SaaSの基幹システムは富士通が構築したと書いてある。
そして、他のキーワードとしては、PaaS(クラウドコンピューティング)、シンクライアントシステム、雲の上パソコン。
J-SaaS普及への提言(過去のIT化と同様の失敗とならないために)では、全てが良いと考えない方が良いと書いてあります。
私も同意見で、中小企業の全てが、導入すれば良いとは限らないと考えています。
投稿者 masuda : 2009年03月10日 21:57
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