パソコン困りごと相談サイトでIPについて(ワンクリック詐欺にあわないための知識)のページを作成(2005年08月06日)
パソコン困りごと相談のトップページに
IPで個人を特定できる? ←「ワンクリック詐欺」にあう前の基礎知識?
と言うページへのリンクを設置した。1ページで私なりにわかりやすく説
明をしたつもりだ。以下、その内容を残しておく。
IPについて掲示板での投稿を通じ、トラブルに迅速な対応ができるようなFAQを目指しております。中古で譲り受けたパソコンでも有効に活用する方法があります。初めての方はお読みください。メーカー毎の過去ログから調べることもできます。
質問者へ:今後の参考のためにも解決した/解決しなかったを含めご報告をお願いいたします。
貴方の個人情報(実際はIP情報)を取得した。と脅しのような記述でお金を振り込ませたり、退会の処置を要求するサイトがありますが、基本的に対応してはいけません。
・ホームページを閲覧(見た)しただけでは個人は特定できません。
・IPは接続しているプロバイダを表すものであり、個人を特定する物ではありません。
・メールアドレスを記入したり、相手に教えてはいけません。教えたならば、そのメールアドレスが売り買いされてしまいます。
1.IPとは
現在契約しているプロバイダの固有の番号です。
2.IPで何がわかるか?
ここをクリックすると貴方のIP情報が表示されます。
ページをアクセスした日時、貴方の契約しているプロバイダ名(もし会社や学校の固定IPからアクセスをしていれば会社名や学校名がわかる場合もあります)、インターネットに接続しているパソコンのOS名、ブラウザ名がわかります。
3.どのような問題が発生するか?
まず、過剰に反応をしなければ別段問題は発生しません。
例えば、ここに退会の処理をしますのでメールアドレスを送ってくださいと言う問いかけに答えた時点(メールアドレスが相手に知れた時点)で、そのメールアドレスが売り買いされる可能性があります。その後はたくさんのスパム(不要な)メールを受け取ることになるでしょう。
4.匿名性は? では、まったく特定できないかと言うと違います。
例えば、掲示板で誹謗中傷をしたとしましょう。それが相手に知れることとなり、事件として立件され、令状がそのプロバイダに出された場合はプロバイダのアクセスログから個人が特定されます。もし、インターネットカフェからのアクセスであればそのインターネットカフェに警察は令状を持っていくことでしょう。後はその令状を受けたところが何処まで情報を持っているかだけの問題になってきます。
ですので、悪いことをすると捕まると言うことです。ただ、普通にインターネットをしていて悪いことしていなければ相手がいくら脅してきても貴方のプロバイダは情報を開示することは有りえません。
以上、参考になれば幸いです。
投稿者 : 2005年08月06日 17:19
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