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生徒指導の考え(2004年10月04日)

次のようなスタンスで生徒指導(どちらかと言うと初心者向け)を考えている

■1.生徒の要求するレベルにより指導が変わる(最初に判断)
1)パソコンがさわれるようになり、文書が作れるだけで嬉しい
2)実際に仕事で活かせる能力をつけたい。資格を取りたい

■2.先生心構え
1)まず生徒の能力を伸ばす方法を考えて行動する
 生徒の自主性を重んじる
2)生徒にとって苦痛となるようなことは避ける
 例えば、生徒がやっと完成させた作品に対して、あれこれ指摘をしない
 ミスがたくさんあろうが少しであろうが生徒自身が見つけられないと言うことは生徒自身がそれを認めていることに他ならない その状態を受け入れる
3)褒める
 できあがったことを褒める 認めてあげることが大切

■3.説明方法
1)説明は基本的にボード(紙)でする
 一度の説明でわかりにくいと思われることはボードで説明をし、残しておく
 生徒が分からなくなった時、「ボードに書いてありますよ」と言って思い出せるようにする それで理解できない場合は再度、ボードで説明をする
2)パソコン操作をあれこれ指示しない
 口であれこれ言わない 指で指さない 言葉は優しくても命令となる
 命令とは指示したことだけをさせる指導
3)生徒の能力に合った指導を心がける
 生徒の能力を先生は逐次判断をし、指導方法を生徒に合わせる
 生徒の能力を判断する方法として
 ・話をする(パソコンを持っているか?文書を作ったことがあるか?等)
 ・気付かれないように後ろで操作を観察する(ミスは多いかミスした時の直し方を見る)
4)生徒のパソコン・教材は基本的にさわらない
 先生が知っていることは口頭での説明、ボードでの説明で足りるはず
 生徒のパソコンを先生が触って説明をしても生徒が触っていない限り生徒は何も理解できない 例外として高度のテクニックを使わないと直せないミスは先生が直しても構わない 本来生徒自身で直してもらうことが望ましいが、直す方法を生徒が理解できないと思われ、生徒自身も先生に直して欲しいと思っている場合は何も言わず直してしまう 生徒にとってわからない状態と言うのは苦痛以外の何ものでもない その苦痛から逃れられるのなら誰が直そうが構わない
5)間違いを指摘しない
 間違いを見つけられない生徒は文書等の作成能力が低い、または、ミスに対してそれ程注意をはらっていないことが予想される その生徒に対して間違いを指摘しても理解できるかわからないし、その間違いの訂正方法も説明をしないといけない たいへん!
 ただし、検定を受ける生徒に対しては採点する時に間違いを赤で直す その採点文書を渡すだけでよい 生徒が間違いの理由を聞いてきた時のみ答える 生徒から間違いの理由を聞いてきた時が生徒にとって一番理解が深まる時だから
6)間違ったことをしても何も言わない
 その間違いを生徒が直すまであたたかく見守る 「困った 助けて」と言った時のみ助ける 生徒にもよるが「助けて」と言えない生徒もいるので、そう言った生徒には「どうしたの?」と「助けて」と言えるような雰囲気作りをする
7)生徒の質問に即答しない
 生徒の質問に直接答えるようなことはしない
 生徒が自分で答えを見つけられるような質問を逆にする

投稿者 : 2004年10月04日 11:37

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