映画「誰も知らない」を観て(2004年09月27日)
誰も知らないはこれで2回目である。
たまたま新聞を見て、今日の午後4時半からの「誰も知らない」の上映前に是枝裕和監督の舞台挨拶があると書いてある。
4時に家を出て、4時20分に映画館に着くが、満席だと言う・・・
行く道すがら神様に祈りました。どうか入れますように・・・って・・・ダメだった・・・
で、夜の8時半からのチケットを買い、一旦家に帰り、出直しました。
ルネス9シネマのミニシアター系をクリックすると紹介ページ有り。
9月18日から前売りを開始していた。買っておけば良かったと後悔しています。
で、感想
やはり前回と一緒で明(長男)の視点で見ている私がいる。
ただ、京子(長女)の気持ちもわかる。4人の兄弟姉妹がそれぞれ個別の個性を持ったことがとても面白い(興味が持てるという意味)。
明は父親の役割を担っている。自分より幼い妹弟が3人いて、何が何でも一緒に暮らすことを考えている。一緒に暮らすのであれば警察にも病院にも誰も頼らない。
だから、誰にも知られなかった。
もちろん、4人とも学校には一度も行っていない。明自身は中学生になっても学校には一度も行っていない。
映画を観るまでは考えられないことだったが、映画を観たら、納得できた。
映画の主題歌?「宝石」はとても心に染み渡ってくる歌だ。
明の冷静な目、普通の人から見れば攻撃的な目。ただ、そうしないと生きてはいけなかったのだと思う。私には優しい目に見える。
ぜひ、皆さんも観ていただきたい。
私は金沢市に住んでおり、金沢では26日から上映されていますので、当分は大丈夫でしょう。詳細はルネス9シネマにて調べてね。
投稿者 : 2004年09月27日 00:33
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